【デジタルを駆使した丸上のものづくり:2023】
2023年の今日、AI家電など、生活の身近な部分のデジタル化は日常のこととなりました。
教育の場でもデジタルツールの活用がコロナ禍にて一気に加速し、一人一台のタブレット所有も当たり前のことになっています。
またハンドメイドマーケットのminneでは、
レシピやレッスン動画、デジタルアート・素材などの「デジタルコンテンツ」をダウンロード販売形式で近日取り扱い開始になるそうです!
ものづくりの世界でも、デジタル改革の進化と革新が現在進行形で進んでいます。
それが「デジタルファブリケーション」。
デジタルデータをもとに、デジタルの工作機器にて、ものづくり制作をする技術がこう呼ばれています。
最近よく耳にする樹脂などで立体物を出力できる「3Dプリンター」
データを入力するだけで好きな形での切削造形が可能となる「3Dモデリングマシン」
データで製作したデザイン通りのアクリルや木材などの切断・彫刻が可能な「レーザーカッター」
立体物をスキャンすることで造形物などの3Dデータが書き出し可能となる「3Dスキャナー」
その他、工場機械で多く取り入れられている「ロボットアーム」など、
一例ではありますが、ものづくりで使用されているデジタルファブリケーション機器です。
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MARUJO では以前より、3Dプリンタによるサンプル制作を行っています。
【丸上のものづくり】3Dモデリングマシン(切削加工機)を利用した革絞りの型製作
また最近はモデリングやレンダリングなど、
「デジタルプロダクト」によるサンプルやイメージ確認などのご提案を多く行っています。
簡単なご説明ツールとなります、ご興味のある方、ぜひ一読下さい。
1.リアリティある描写でのイメージ製作
3D CGを用いて、色、質感、わずかなカーブや形状の違いなどをビジュアルイメージにて即座に確認
2. 実際の形状バランスの確認
3Dプリンタ・3D切削を用いたモックアップ製作
またこの2つの組み合わせをすることで、
実サンプル製作までの過程にて、立体的、視覚的なプロダクトイメージを用いることで
より明確にお客様と無形のイメージやニュアンスを共有ができます。
そのため、イメージの認識違いの軽減はもちろん、コミュニケーションを円滑に進めることが可能です。
ロットの多いものづくりにおいては多くの人が関わることとなり、
どうしても頭の中で描くお互いのイメージのズレが生じ、最終的に様々なものを空費してしまうこととなります。
こういった問題を多く抱えるものづくり現場への対処のため、ぜひおすすめしたいサービスです。
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今後メタバース(仮想空間)上でのEC出店が進むにつれ、オンラインショッピングも今後進化していくことでしょう。
既に3DやAR表示、また実店舗をもとにバーチャルショップを導入しているところもありますが、
今後3DプロダクトのみのECショップで、色別のサンプルや在庫はもたず、注文してからの受注製作…
なんて商品を取り扱う店舗も出てくるのかもしれませんね。
既にNIKEのカスタマイズなどではオンライン上で色やデザインの選択が可能ですが、
さらにスマホで自分の足のサイズ・形状なんかを測れて、フィットする靴をAIが判断して探してくれる、
そんな世界がやってくるのもそんな遠い話ではないようです。
デジタルプロダクトに興味を持たれた方はもちろん、
靴やバッグ、アクセサリーなどの造形物デザイナーの方の3Dモデリングやレンダリング製作のご相談など、
お気軽にお問い合わせよりご連絡下さい。
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