【商品カタログ】カシメ金具の HOWTO あれこれご紹介
カシメ金具 取扱商品
両面カシメ(100個セット)
両面カシメ(1個)
片面カシメ
カシメ金具とは
レザークラフトの留め金具として使われている金具です。
突起が長いモノ(オス側)と短いモノ(メス側)の2つを合わせて1組です。布や革に2~3mm程度の穴を開け、2つのパーツで挟み込んで固定します。
カシメを打ち込むには、専用の打ち具が必要です。
カシメの種類と選び方
①両面か片面かを選ぶ
カシメには、両面がボタンのように凸になっているものと、裏面が平らなドーナツ状になってるものがあります。
それぞれ、両面カシメ、片面カシメと呼びます。
両面カシメはやや厚みがでますが、表から見ても裏から見てもボタン状の仕上がりになります。
片面カシメは厚みがあまりないので、平たく仕上げたい時に使用します。それぞれ、使う箇所にあわせて使い分けるようにしましょう。
②大きさを選ぶ
カシメには、ミニカシメ(直径3.5mm)、特小カシメ(直径4.6mm)、 小カシメ(直径6mm)、中カシメ(直径7mm)、 大カシメ(直径9mm)、特大カシメ(直径13mm)など、様々なサイズがあります。使う箇所と、仕上げの見た目を考えて選びます。
③足の長さを選ぶ
布や革の厚みによって足の長さを選びます。「短足」「並足」「長足」があります。
両面カシメの場合、布や革の厚み+3mm、片面カシメの場合、布や革の厚み+2mmを目安にすると良いでしょう。
④素材や塗装、メッキを選ぶ
丸上で販売しているカシメ金具はすべて日本製のため、品質が良く、安心してお使いいただけます。
また、真鍮製のカシメは鉄製カシメに比べて加工しやすく、錆びにくい性質を持っています。
カシメの色合いによっても作品の雰囲気が変わってきます。メッキや塗装は、お好みのものをお選びください。
カシメの取り付け方
①目打ちで穴を開けたい位置に印をつける
穴の中心になる部分に、目打ちで印を付けましょう。
②パンチで穴を空ける
パンチのサイズは、カシメのオス側の足がぴったり入るサイズを使用します。革に対して垂直に立て、ハンマーで叩いて穴を空けましょう。
③カシメを仮組する
裏からカシメのオス側を穴に差込み、表からカシメのメス側をかぶせるようにして、カチッと手ごたえがあるまで軽く押し込むと仮固定されます。
④カシメを打ち込む
カシメの頭のサイズと一致した打ち台と打ち棒を用意し、木槌で垂直に叩いてカシメを固定します。
一度に力を込めず、金具の様子を見ながら徐々に固定しましょう。この時、打ち込みが不十分だと、カシメが外れてしまう原因になります。
カシメのサイズごとに打ち台と打ち棒を用意するのは少し手間に思えるかもしれませんが、きちんとサイズを合わせて使用すると、カシメに傷が付かず、きれいに仕上げることが出来ます。
少しお値段が張りますが、予算に余裕がある場合、沢山打ち込む場合は、ハンドプレス機を使用すると便利です。木槌で叩くより音が出ず、しっかり取り付けることができます。
よくある質問
Q. カシメが歪んでしまう。
A. カシメのサイズに道具があっていない場合、垂直に打ち込めていない場合、カシメの足の長さが布や革の厚みに合っていない場合が考えられます。
Q. 道具なしでも打ち込める?
A. カシメの頭に傷や歪みがでたり、緩みや外れの原因になることがあるます。カシメはレザークラフトに欠かせないパーツですので、専用の道具を用意するのをおすすめします。
Q. 取り付けたカシメを取り外したい。
A. カシメを取り外すための専用の道具が販売されているので、そちらを利用すると便利です。ただ、革には跡が残ってしまいます。
Q. カシメが外れてしまう。
A. しっかり打ち込めておらず、内部でカシメの足がつぶれていないと、外れやすくなってしまいます。金属を変形させるという意識を持って、力を込めて打ち込みましょう。
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